Xendpay(センドペイ)の使い方にお困りではありませんか?日本語対応していないため、英語に馴染みがない方には少しややこしいですよね。
この記事では最も簡単なXendpayの使い方をまとめました!Xendpayの使い方は全部で6ステップです。
とても簡単で、初回の利用はおおよそ5~10日前後かかります。他の海外送金サービスとさほど変わりません。
しかし、はっきり申しますと他の海外送金サービスと比べやや面倒です。なぜなら「日本語対応していないため、提出する書類は全て英語にする必要がある」ためです。
Xendpayは数ある海外送金サービスの中でも、
- 日本円に対応している
- 手数料が他と比べ安い部類に入る
- カード払いだと、早ければ翌営業日に海外送金できる
という理由からお勧めをしていますが、英語に不慣れで、ささっと海外送金したいという方は日本語対応している「TransferWise(トランスファーワイズ)」での海外送金が良いでしょう。
「英語に馴れている」「英文の書類をスムーズに用意できる」という方にとっては、Xendpayはまさにぴったりな海外送金サービスなので、是非利用しましょう!
私の失敗点を踏まえ、あなたには最もスムーズに使えるよう注意点を踏まえてお伝えします!
- 注意点1 : 送金先の国・通貨が扱われているか
- 注意点2 : Xendpayの仕様で問題がないか確認
- 海外送金が終わるまでの全体的な流れ
- 1.よりスムーズに登録+送金を行うために、準備しておく3つのもの
- 2.アカウントを作成し、あなたの情報を入力する
- 3.本人確認書類を2つ提出し、完了のメールを待つ(2~5営業日)
- 4.本人確認を待っている間に送金先の情報を登録しましょう。
- 5.いよいよ送金申請
- 6.連絡と入金を待つ
- 使い方は分かったけど...安全性は?
- Xendpayを最大限お得に使う2つの方法
使い方の前に2つ注意点です。
注意点1 : 送金先の国・通貨が扱われているか確認しましょう。
Xendpayのホームページの右部分で確認することができます。
Xendpayで取り扱いがない場合は、他の海外送金サービスの利用を検討しましょう。以下の記事でまとめています。
注意点2 : Xendpayの細かい仕様を確認しましょう。カード払いだと手数料が高いです。
- 銀行振込もあるが、ほとんどはデビット・クレジットカード払いでの海外送金
- カード払いの場合、カード会社の手数料がかかる(送金額の2~4%前後)
- カード払いの場合、本人確認後の振込はとても早い(1営業日前後)
- カード払いの場合「VISA / MasterCard / Amex」以外のカードは扱っていない。
- カード払い送金の場合、一回につき5,000ポンドまで(75万前後) ただし何度でも送ることが出来る
カード払いの場合、2~4%の手数料が乗ってきますので普通に海外送金するよりか高くなる可能性があります。
「最も安く海外送金をしたい方」「銀行振込で海外送金したい方」はTransferWise(トランスファーワイズ)を利用した方が良いです。
さらにXendpay一番の魅力である「手数料を自由に変更できる」には1年間で約28万円(2,000£)までの送金と限りがあります。(Xendpay - Pay what you want)
「何かしらの理由でTransferWiseが使えない方」「素早く海外送金をしたい方」にとってはとても良いサービスなのでぜひご利用ください!
上記の仕様で問題なければ早速利用の手順を確認していきましょう!
海外送金完了までの全体の流れ
- 自前に準備しておく物を用意する
- アカウントを作成し、あなたの情報を入力する
- 本人確認書類+住所確認書類を提出し、確認を待つ(1~4営業日)
- 確認を待っている間に、送金先の情報を登録する。
- 確認終了後、送金申請を行う(1~3営業日)
- あなたの日本・海外口座にお金が振り込まれる
- Xendpayを最もお得に使う方法
こちらの順番で説明していきますね!
1.よりスムーズに登録+送金を行うために、準備しておく3つのもの
以下3点をすべて英文で用意しましょう!
- A : パスポート
- B : 英文の名前と住所が確認できる3ヶ月以内に発行された公的な書類
- C : 送りたい先の銀行情報 (口座を開いた際にもらえる紙一式)
これらを準備しておく事で、最も早く登録+送金を済ます事ができます。
Aはそのまんまパスポートで、Cは送りたい先の口座の情報があれば大丈夫です。
問題はBです。
Bの書類は「住所付き英文の残高証明」がオススメです。
Bは「英文であなたの名前と住所がちゃんと確認できる最新の公的な書類」であればなんでも良いのですが、「住所付き英文残高証明書」を銀行に発行してもらうのが一番簡単です。
- 無駄な翻訳代がかからない (翻訳サービスを通すより安い)
- 公的な物である
- 窓口などでお願いすれば出してくれる
という条件が揃っているので、おそらく日本にお住いの方にとっては最も楽に用意できる物だと思います。
しかし!この時点で、
- 書類を発行してもらうまでの時間(2~5営業日)
- 書類発行に掛かる手数料(500~1,000円前後)
- 電話で無理な場合窓口まで行かないといけない労力
- 銀行によっては発行していない場合がある
このような労力や手間がかかってしまいます。
「うわ...メンドくさ...」と思われた方、私もそう思います 笑
そう思われた方は、日本語で本人・住所確認ができる「TransferWise」での送金をお勧めいたします。
2.アカウントを作成し、あなたの情報を入力する
4ステップありますので順に行きましょう!
2-1.アカウントを新しく登録します。
画面右上の「SIGN UP」を押すと、以下のような画面が出ます。
「AS INDIVIDUAL (個人として)」を押して次にいきましょう。
次に、名前・メールアドレス・パスワードを入力します。あなたがよく使うメールアドレスでアカウントを作成しましょう。
2-2.あなたの細かい情報を入力
「REGISTER」を押して進むと、このような画面が出ます。ここにあなたの名前や誕生日・住所など情報を入力していきます。
本人確認で出す書類と同じ住所を必ず入力しましょう。
もちろん日本語ではなく、ローマ字で入力してください。スペルミスなどにご注意ください!
2-3.あなたの職業や利用頻度、どの国に送りたいかなどを入力
次に、あなたの職業やどれぐらいの頻度で使うのかなど、細かい情報が求められます。
正直ここは場合によって変わると思うので大体で良いでしょう。
2-4.秘密の質問と答えを入力。忘れないように簡単な物にしましょう
そして最後です。
秘密の質問と利用規約を読んで同意すると、登録完了できます。
秘密の質問はパスワードを変更するときに必要なため、忘れてしまうとログインできなくなってしまいます。とても大切なので必ず忘れないようにしてください。
情報を入力し終えるとこのような画面になります。
では次に、本人確認書類を提出します。
さぁここで私は2週間かかりました..Xendpayが何を求めているかが大変わかりにくかったからです。
あなたには最短で確認が終わる方法をお伝えします!
3.本人確認書類を2つ提出し、完了のメールを待つ(1~4営業日)
管理画面の「VERIFY ACCOUNT」をクリックしましょう。
するとこのような画面が出てきます。
さて、ここで最初で最大のポイントです。
以下2つを提出し、1~4営業日確認を待つと本人確認が完了します。字がちゃんと読めるサイズであれば、スマホで写真を撮って送ってしまっても大丈夫です。
- A : パスポートの名前や写真があるページ
- B : 3カ月以内の公的なもので、あなたの名前と住所が確認できる物
どちらも英文でなければなりません。(パスポートは元から英文です)
Aはそのままのため問題はないのですが、問題はBです。
すでに説明していますがもう一度。要は「英文であなたの名前と住所がちゃんと確認できる最新の公的な書類であれば良い」という事です。
- 名前が確認できる
- 住所がアカウントと同じで確認できる
- 英文である
- 信用できる公的な機関(銀行・国など)の書類
- 3ヶ月以内の最新の物
この5つが確認できていれば大丈夫です!私は銀行の残高証明を提出する事でクリアしました。
提出が終えると、アカウントで使ったメールアドレスにで「提出されましたよ」というメールが来ます。
画面上では確認の進行状況が何も表示されないため分かりにくいのですが、本人確認が終わり次第「完了しましたよ」というメールが来て、アカウント画面の「ACCOUNT VERIFIED」の部分にチェックが入ります。
何か問題があった場合もメールで来ますので、メールボックスをこまめに確認しましょう。
4.本人確認を待っている間に送金先の情報を登録しましょう。
画面上の「Add new recipient」をクリックします。
すると以下のような画面が出ますので、「お金を受け取る国」と「受け取るお金の種類」を選択します。カナダの場合は「Canada」で「CAD」です。
次に、受け取る方の情報を入力します。
銀行情報の部分が手こずるかと思いますが、口座開設時の紙を確認するかネット調べれば大体出てきますのでご安心を!
「Bank code」が分からない場合、「Bank code 銀行名」で調べるか「Financial Institution number 銀行名」で調べると検索に出てきます。
「Account number」は口座番号なのですが、横棒の「-」ハイフンはいりませんので数字だけ入力してください。
入力が終わったら「SAVE」を押して、送金先情報の登録完了です!
5.いよいよ送金申請
本人確認が終わり次第、送金申請ができます。
ここまできたら終わったも同然です!ここでの流れは5つです。
- 送りたい通貨・金額・手数料を決める
- 誰に送るか選択する
- 送る理由を入力する
- 支払い方法を決める・情報を入力する
- 連絡と入金を待つ
これで送金完了です!
では、アカウントトップの「Send money」を押しましょう。
5-1.送りたい額と手数料を決める
Xendpay最大の魅力である手数料を自由に決めることができます。
「PAY WHAT YOU WANT」のところを好きな金額を入力し次に進みましょう。
0円でも1000円でもあなたの思うがままです。
ただし、1年間で約28万円(2,000£)までの送金と限りがあります。(Xendpay - Pay what you want)
それ以上送る場合は手数料の変更が出来ませんのでご注意ください。
5-2.誰に送るか、送り先の情報を登録or選択する
ステップ3で作成した、送りたい人の情報を使います。まだ登録していない方はここで登録しましょう。
右側から送りたい先の名前を選びましょう。
問題なければ「CONTINUE」を押して次です。
5-3.情報の確認と送る理由を入力する
送り先や金額の情報が間違えていないか必ず確認しましょう!
確認し終えたら、右側の送る理由を埋めて完了です。
「送金する目的」は色々と選択肢あるのですが「Expense payment」を選べば大体大丈夫です。
これは雑費やその他の支払いみたいなもので、生活費やお子さんの留学費用などに当てはまります。
会社の支払いなどで利用される方は英語がわかると思いますので、当てはまるものを選びましょう。
その下の「payment reference」は、送る理由の説明みたいなものですが埋めなくても大丈夫です。
もう一度確認をして、問題なければチェックを入れて「CONTINUE」を押しましょう。
4-4.カード情報の入力し、お金を総金額分支払う (もしくは銀行振込)
私の場合、JPY→CANADAで銀行振込が選べませんでしたので、カード払いの方法です。
「Card name」にはカードに書かれているあなたの名前を正確に入力します。大体は大文字のはずなので大文字を入力しましょう。
× Xend Taro
○ XEND TARO
「JCB / DinersClub」など、VISA / Mastercard / Amex以外のクレジットカードは使えないためご注意ください。
そして支払い画面が出ますので、カードの番号やセキュリティ番号を入力しましょう。
支払いが終わるとこのような画面になります!
6.連絡と入金を待つ
支払いが終わると、このようにメールが届きます。
そして大体1~3日後にこのような画面が出ます。
「TRANSACTIONS」のところに送金中のステータスが表示されますので確認しましょう。
カード払いの場合すこぶる早いです!私の場合次の日に終わりました。
もしカード払いを利用した場合、めちゃくちゃ早いです!営業日の関係もありますが、私の場合支払いが終わった次の日には振り込まれていました。
この早さはXendpayの一番良いところでもあります。
振込がちゃんと行われているか口座の確認をし、問題がなければ送金は以上になります。
お疲れ様でした!以上が最も簡単なXendpayの使い方になります。
使い方は分かったけど...安全性は?Xendpayって大丈夫なの?
結論を言えば安心出来る海外送金サービスです!
- すでに多くの方が利用している(私も送金できました。)
- 世界で通用する英国の厳しい審査と規定を通っている
1.すでに多くの方が利用している
海外の口コミサイトです。
3,625人が書き込みしており、10点中8.4点で中々の高評価です。書き込みをしない人を考慮すると利用者はもっといるようです。
FacebookやTwitterでも活動状況をアップしており、特にFacebookではいいねの数が多いため安心感が持てます。
私自身も利用して問題なく使えたので、ぜひご安心ください!
2.世界で通用する英国(イギリス)の厳しい審査と規定を通っています
Xendpayは金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority)に電子マネー事業者として認められている企業の一つです。
FCAとは英国の金融を規制する機関で、消費者保護のために企業の行動を監視しています。
このFCA、世界でも指折りの厳しい審査と厳格な規定があり、これを取得できた金融機関は一定の信頼を得ることができると言われているほど認められるのが大変です!
そのため、金融業を行う上でとても重要なライセンスだということです。(FCA : Handbook) (FCA Xendpay)
上記2点がXendpayを安心して使うに値する理由です!
しかし「英語でしかサポートを受けれない」ため、いざという時に不安な方は日本語でサービスが受けられる「TransferWise」を利用しましょう。
さいごに : Xendpayを最もお得に使う2つの方法
最後に、ただ単にXendpayを使うだけでなく、以下の2つを活用することでよりお得に使うことができます。
- 初回手数料割引or無料を使う
- 為替レートが最も安定している時に使う or 指標結果を元に使う
1.初回手数料割引or無料を使う
私からの紹介でアカウント登録を行うと、「£10(約1,500円)分の送金手数料割引」を受け取ることが出来ます。
浮いた分のお金でお友達とランチに出かけましょう!
紹介で£10(約1,500円)分の
送金手数料割引をゲットする - Xendpay
2.為替レートが最も安定している時に使う or 指標結果を元に使う
TransferWiseはその日の為替レートで取引できるのが魅力ですが、もし送金するのに4~10日かかった場合、その時期に応じて為替が大きく動く可能性があります。
変えたい通貨が増えれば良いですが、そうなるとは限りません。
為替レートは「重要な5つの経済指標」に大きく影響されます。例えば重要な経済指標の一つ「米FOMC政策金利発表」の過去3回のレートの動きをご覧ください。
発表内容の良し悪しで大きく動いていますね。中には1ドル以上動くものもあり、買える金額にもよりますが、大きく損・得をすることになります。
そのため、この重要な経済指標が「いつ行われるか」を知っておくことで、比較的安定した時期・動く時期がわかります。
ただし、災害や政治ニュースなどでもレートは動くため、あくまで目安としてお考えください。
為替レートとは?
為替レートとは、日本円が他の国のお金と比べた時にどれぐらい価値があるかを表す数字のことです。日々変わっており、価値が上がったり下がったりしています。
例えば100万円をカナダドルに変える場合、80円の時と82円の時では約24,400円も変わってしまいます。
「80円=12,500CAD」「82円=12,195CAD」差額はなんと305CAD(約24,400円)。たった2円の差がとても大きいことがわかりますね。
ではどうすればいいか?➡手順は二つでとっても簡単です
- GMOクリック証券の経済カレンダーを見る
- いつ重要な経済指標があるのか確認する
これだけです。見方は下の画像をご覧ください。
- あなたが知りたい月を選ぶ
- 重要度の星を5にする
- その月の重要指標が表示されるので、それがいつあるかを知っておきましょう!
あとは、それを利用するか、なるべく安定した時期にXendpayを利用するかを考えるだけです。
安定した時に使いたい方 | 指標を元に使いたい方 |
---|---|
発表時期からなるべく遠い時に使いましょう | 結果予想と結果をみて、どう動くか検討しましょう |
経済指標を利用して、Xendpayを使いたい方へ ➡︎ 予想を見て、結果を確認しましょう
重要な経済指標は以下の5つです。
1:米FOMC政策金利発表 2:米FOMC議事録公表 3:米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率) 4:ECB政策金利発表 |
+なら円が安くなり、−なら円が高くなる |
5:日銀金融政策決定会合 | +なら円が高くなり、−なら円が安くなる |
重要なのは、各指標の結果予想と結果に差があったか、またその結果がよかったのか悪かったのかということです。
「米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)」を例に見てみましょう。
2016年7月8日に行われた米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)では約1ドルと大きく動きました。
理由の一つとして、前回と予想を大きく上回る結果だったため、上がったと思われます。
それとは逆に、前回の2016年6月3日の米国雇用統計では、前回と予想を大きく下回る結果だったため、下がったと思われます。
このように、予想と結果、またその内容がどうだったかを予想・確認しTransferWiseを使うかどうか検討しましょう。
もっとも予想と過去の動きかどうだったか分かりやすかった「みんなの外為」を見るのがオススメです。
予想日記や上がるか下がるかの統計もあり、全体を理解するにはぴったりのサイトです。
- 米FOMC政策金利発表 - みんなの外為
- 米FOMC議事録公表 - みんなの外為
- 米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率) - みんなの外為
- ECB政策金利発表 - みんなの外為
- 日銀金融政策決定会合 - みんなの外為
Xendpayの使い方まとめ
- 自前に準備しておく物を用意する
- アカウントを作成し、あなたの情報を入力する
- 本人確認書類+住所確認書類を提出する(2~3営業日)
- 送金先の情報を登録する。そして確認が終わるのを待つ
- 確認終了後、送金申請を行う(1~3営業日)
- あなたの日本・海外口座にお金が振り込まれる
- Xendpayをお得に使うため、割引と時期を見て利用する
お得に使う方法
- £10(約1,500円)分の送金手数料割引を使う
- 為替レートが安定している時に利用する
紹介で£10(約1,500円)分の
送金手数料割引をゲットする - Xendpay
最も簡単でお得なXendpayの使い方を紹介しました!
出張や留学で海外送金を良く利用されるかたのお役に立てれば幸いです。