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アメリカ銀行口座はもう不要!ネットで5日前後で作るWiseマルチカレンシー口座とは

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(2021年1月27日更新)マルチカレンシー口座・デビットカード がついに提供開始されました!!

アメリカの銀行口座についてお調べですね?
もしかすると、あなたはもうアメリカで銀行口座を作る必要がないかもしれません。

  1. 永住または長期滞在するorしているため、口座を作りたい
  2. クレジットカードやデビットカードなどをアメリカで作りたいため、口座が必要
  3. 将来の大きな買い物のため、クレジットヒストリーを貯める必要がある
  4. 公的な書類(残高証明など)を作る必要があるため、銀行が必要

この4つに当てはまらない方で、以下の目的で口座を作ろうと思っている方。

  • 日本からの海外送金
  • 生活のためのお金を保存する場所として
  • 短期~2年前後の留学に行くため、生活費の保存先として口座が必要
  • アメリカの大学に行くため、生活費の保存先として口座が必要
  • アメリカで働くため、給料の受け取り口が必要

これに該当する方、タイトル通りアメリカの銀行について調べる必要も作る必要もありません。
すべて「Wise(以前はTransferwise。2021/2にブランド変更しました。)」で解決することができます。

結論としては、お金に関することは「Wiseマルチカレンシー口座」で解決し、それ以外のことで必要な場合は「アメリカ銀行口座」を作る。


お金の問題はほぼ全てWiseマルチカレンシー口座で解決できます。

アメリカ銀行口座が必要な場合は、現地に行ってからゆっくりキャンペーンなど考慮しつつ、どの銀行が良いか吟味すれば良いのです。

さて、このままでは意味不明なのでじっくりこってり説明させていだきます!

一体どういう事だ?→かいつまんで全体を説明するとこのような感じです。

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全体をざっくり説明するとこのような感じです!

  1. Wiseという海外送金サービスがある
  2. 海外送金手数料が、銀行と比べ数千円から数万円安く、送金が比較的早い。その上登録はネット上で済み、3~10営業日ほどで送金できるようになる
  3. そんなWiseが「マルチカレンシー口座」という新しいサービスを準備している
  4. 一言で言うと「50通貨以上を一つのアカウントで保存でき、🇺🇸アメリカ・🇬🇧イギリス・🇦🇺オーストラリア・💶ユーロ圏内・🇳🇿ニュージーランド・🇵🇱ポーランドの銀行口座のようなものを無料で6つ手に入れることが出来るサービス」
  5. 使い方は銀行口座と全く同じ。アカウントにお金を入れて、Wiseに申し込める「デビットカード」を使うことで、ATM / お買い物時の支払いなど、今まで通りの生活を「最安手数料」で外国生活が出来るようになる
  6. そのため、留学や出張・長期滞在はもちろん、旅行の際にも「Wiseマルチカレンシー口座」があれば外貨のことを気にする必要がなくなります。
  7. 口座のような物なのですが、銀行口座では無いので利子がついたり他社クレジットカードを作れたりするわけではない
  8. なので、ただ単に生活費の保存先・海外送金先として「アメリカの銀行口座」を必要としている方にとっては、もうアメリカ銀行口座は不要。

と言うことです。

かなり端折って説明しましたが、何となく全体像が見えたかと思います!

ではここからは、各章を細かく説明させていただきます。

ご興味のある箇所からお読みください!

  1. そもそもWiseってなんだ?
  2. マルチカレンシー口座ってなんだ?
  3. なぜアメリカで銀行口座を作る必要が無いのか
  4. マルチカレンシー口座のスペックと作り方
  5. マルチカレンシー口座のデメリット
  6. アメリカ銀行の概要と選ぶポイント
  7. アメリカの主要4銀行
  8. まとめ

そもそもWiseとは➡︎数ある銀行・海外送金サービスの中で、唯一「国内送金」を行う海外送金サービスです。

「海外送金サービスなのに国内送金ってどういう事よ?」とお思いのあなた。以下の図をご覧ください。

Wiseと他海外送金サービスの違いの図 他サービスは海外送金を行っており、Wiseは国内送金を各国で行っている。そのため無駄な手数料がかかりません。

この図のように、Wiseでは

  • 海外送金ではなく、国内送金を行っている
  • Wiseが「日本円をドルに換えたい人」と「ドルを日本円に換えたい人」をマッチングさせている (P2P通信と言います。)
  • つまり、実際には「国内送金」をしているだけ
  • そのため、銀行と違って無駄な手数料も時間も余計な手続きもかからない

これがトランスファーワイズの仕組みです。

動画で見たい方はこちらをどうぞ。

1分36秒でぱぱっとWiseの全体像がわかりますよ!

だれが作ったの?どういう経緯で? 

wise創業者のターベット・ヒンリクス氏

創立者はスカイプ(Skype)の立ち上げから関わっていたエストニア出身の「ターベット・ヒンリクス」氏。

彼は「銀行を利用することでかかる手数料を無くしたい」という思いからこのサービスを立ち上げました。

当時、Hinrikusu氏はロンドンに住んでいましたが、エストニアのスカイプが雇用先で、給料はユーロで支払われていました。

一方、同じくロンドンに住む共同創業者のKristo Käärmann氏は、給与はポンドですが、エストニアのユーロの銀行で住宅ローンを組んでいたそうです。そこで2人は、日々の為替レートを見ながら、 Käärmann氏がHinrikus氏のイギリスの銀行にポンドを振り込み、Hinrikus氏がKäärmann氏のユーロの銀行にユーロを振り込むことで、為替レートに潜んでいる手数料を回避していました。

このようなやりとりを必要としている人は世界にもいるはずだと、2人で立ち上げたのがWiseというサービスです。

引用 Lifehacker

銀行と比べて、最大8倍安い送金手数料を利用者の皆様から頂戴します。これは、銀行に対する小さな革命なのです。
引用元 : 利用者のフラストレーションから生まれた会社。Wise より

2017年からの3年間で2倍以上の成長。今後も海外送金界でブイブイ言わして行くでしょう。

2011年から立ち上がったこのサービス。

2020年2月24日現在では「世界に13拠点を持ち、約600万人のユーザーが毎月約6,000億円を送金しており、本来かかっていたであろう「高い銀行の手数料」を約1,800億円分の節約に成功」しています。

私が利用し始めた2017年4月と比べると...。

  2017年4月 2020年2月
利用者数(約) 300万人 600万人
毎月の送金額(約) 3,000億円 6,000億円
Google検索インタレスト 15 69
ユーザーレビュー 9.1 / 42,195件 9.2 / 82,089件
Androidアプリ 4.6 / 18,016件 4.4 / 72,492件

物凄い成長っぷりです。4年間でほぼ倍以上になっています。

Wiseがなぜ銀行よりもお得なのか?を知りたい方はこちらにまとめましたので、お読みください。

さて、これがWiseというサービスなのですが、今まさに新しいサービスを展開しようとしています。

それが「マルチカレンシー口座」というサービスです。

2.マルチカレンシー口座ってなんだ?ネット上で40通貨以上を保存・管理できるネット口座の事です。

マルチカレンシー口座を作ると、3つの物が手に入ります。1 : 50以上の通貨を保存・管理出来、アカウント内でいつでも両替できる。 2 : 50通貨以上の国で、日本と変わらぬ生活を0.35% ~ 1%の安い手数料で可能に。 3 : アメリカ・オーストラリア・イギリス・ユーロ圏・ポーランド・ニュージーランドの6口座を無料で持てる

一言で言いますと「海外に銀行口座を持たなくとも、50カ国以上の通貨をアカウント一つで管理・送金ができるようになり、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ユーロ圏内・ニュージーランド・ポーランドの6カ国の口座を無料で持てるサービス。しかも手数料は銀行に比べて数倍安い」というのがWise(トランスファーワイズ)のマルチカレンシー口座です。

具体的な利用状況で言いますと..

マルチカレンシー口座を作ることで、あなたの旅行・留学・長期滞在・ノマドライフ・ビジネスが大きく変わります。

  • 旅行・留学の際に、いちいち現地の通貨・お金の使い方・持って行きかたで悩まなくなる
  • 旅行・留学の際に、現地ATMが使えるようになるので現金は現地で持てば良いし、普段の支払いはカードで楽々
  • 留学の際に、短期間であればわざわざ現地の銀行を作る必要がない。帰国する時に口座を閉めるとか面倒なことをしないで済む
  • 留学の際に、お金の心配をする必要がなくなる どのクレジットカードが良いかとかどうやってお金を送るなど
  • 長期滞在・外国に住むフリーランサーの方で、日本で収入があるが、どうやって外国にお金を送るかなど考えなくてよくなる
  • アメリカ / オーストラリア / イギリス / ユーロ圏内 であれば、銀行口座と同じものを無料で持てるので、いちいち作る必要がなくなる。
  • ビジネスの際、上記4つの国であれば現地の銀行口座を作る必要もなく、多様な通貨を扱っている日本の銀行を探す必要がない。一つの口座で全て管理でき、手数料も安いのであらゆる無駄なコストがかからない

 海外に関係するお金の悩みが一気に吹き飛ぶと言うことです。

具体的なイメージ・使い方 → 今あなたがお使いの銀行口座とほぼ同じです。

TranferWiseマルチカレンシー口座の仕組みは、あなたの銀行口座と全く同じです。口座にお金を入れて、カードを使ってATMを使ったり、コンビニなどで支払いをしたりなど、全く同じです。

銀行口座があって、そこにはお金が入っている。

ATMでお金をおろしたり、コンビニなどの買い物で使える銀行のカード・デビットカードを持っていて、それを普段つかって生活していますよね。

全体像はそれと全く同じです!

一つ違いは、日本の銀行の場合「日本円」でしか保管できませんが、WIseだと「50以上の通貨」を1アカウントで保管出来るようになります。

唯一の違いは、日本の銀行だと日本円しか扱えませんが、Wiseマルチカレンシー口座ですと50通貨以上をひとつのアカウントで管理することが出来ます。つまり、50以上の通貨の国で、日本と変わらぬ生活を送ることができるのです!

英語ですが、動画もあります!1分30秒で何となく雰囲気が伝わると思います。

3.なるほど。複数の通貨が持てる口座なのね。で、一体どうアメリカの銀行口座と関係があるんだ?

  1. 海外のお金に関する悩み・無駄な調べる時間・不安が一切なくなる
  2. 手数料が銀行・カード類・換金所など全てに対し圧倒的に安い
  3. 🇺🇸アメリカ / 🇦🇺オーストラリア / 🇬🇧イギリス / 💶ユーロ圏内 / 🇵🇱ポーランド / 🇳🇿ニュージーランド の6口座が無料で持てる

という3点がWiseマルチカレンシー口座の大きな強みで、海外送金・デビットカード・ATMの利用がすべてこれ一つで済んでしまい、かつ最安なのでこれさえあれば旅行も生活もまぁなんとかなるという事です。

長くなるので、より詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。

さて、アメリカの銀行口座と関係があるのは「3番」です。

平たく言うと「マルチカレンシー口座を持った瞬間に、現地に行ってもいないのにオーストラリア・アメリカ・イギリス・ユーロ圏・ニュージーランド・ポーランド内の口座を持つことが出来る」のです。

Wiseマルチカレンシー口座には2種類の口座があります。

Wiseマルチカレンシー口座には2種類の口座があり、「受け取りも出来る口座」と「受け取りだけ出来ない口座」があります。

1 : 受け取りも出来る口座 送金・振込・保存・カードの利用はもちろん、上記4カ国の銀行からであれば受け取りも可能
2 : 受け取りだけ出来ない口座 送金・振込・保存・カードの利用は出来るが、上記4カ国の銀行以外からの受け取りは出来ない

2020年2月現在では、上記6カ国の銀行口座的なものを持つことが出来るのです。すごくないですかこれ..

バイトや仕事、友人からの送金やビジネスの売り上げなど、外国で発生する金銭もしくは外国銀行からの振込は6口座しか受け取ることができません。

  • 留学中に現地でバイトする事になったので、給料受け取りの口座が必要
  • 外国で就職して働くことになったので、給料受け取りの口座が必要
  • 友人や親が海外銀行から直接お金を送ってくれるので、受け取り用の口座が必要
  • インターネットビジネスで外国で売り上げが立った時、受け取りの口座が必要

など、要は「外国でお金が発生・海外の銀行からお金が送られる」時に受け取れるか受け取れないかという事です。

「1 : 👍受け取りも出来る口座」であれば、日本の生活と同様に何も考えなくて良いのです。

「2 : ❌保存だけ出来る口座」の場合は、やはり現地で銀行口座を持つ必要があるという事です。

すごいですねこれ。

アメリカUSDは「1:👍受け取りも出来る口座」なので、もう現地であれこれする必要はないという事ですね。。

「1:👍受け取りも出来る口座」は今後増えていく可能性がありますので、以下のページからご確認ください。

マルチカレンシー口座で取り扱い可能な通貨について - WIse

マルチカレンシー口座のスペック。銀行とは比べるまでも無く安いです。

以下がマルチカレンシー口座のスペックです。

0円 ・口座開設
・口座への入金
・資金の受け取り(*6通貨の口座のみ)
・口座維持費
・デビットカード発行
・同通貨を銀行・個人間で送金
0.35 ~ 1%の手数料

・異なる通貨を銀行に送金 or 銀行から送金
・アカウント内での通貨の両替
・異なる通貨でカードを使用

ATM
無料か+2%
通貨に応じて2~3万円前後 / 月 以内であれば無料 それ以上の場合 +2%

マルチカレンシー口座の手数料と制限について - Wise

マルチカレンシー口座デビットカードの手数料 - Wise

マルチカレンシー口座ATM引き出し時の手数料 - Wise

Wiseマルチカレンシー口座の場合だともちろん0円です。

銀行とは比較するまでも無く安いので、細かい内容は省きます。

比較をご覧になりたい方は、以下でまとめてますのでご覧ください!

作り方は?すこぶる簡単です。

アカウントを作って、提出書類を出せばあとは待つだけ。とても簡単です。

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  1. よりスムーズに行うために身分証明書などを自前に用意しておく
  2. アカウントを作成し、送金額+あなたの情報を登録する
  3. 送りたい口座先を設定する
  4. 本人確認の書類等をアップロードし、確認を待つ(1~4営業日)
  5. 確認が終わると、TransferWiseからここに振り込んで!という案内が届く
  6. 入金をして後は待つのみです。(1~3営業日)

これが全てネット上で行えます!

上記は海外送金の方法ですが、マルチカレンシー口座であれば2番までで準備することが可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

日本にお住まいで、日本人アカウントを作る場合は上記事の通りにやっていただければ問題ありません。

アメリカにお住まいで、アメリカ人アカウントを作る場合は、用意する書類が変わるだけで基本的に流れは同じになります。

 

呪文のように何度もすみません...勘違いさせてしまってはいけないので...

アカウントを作った後、以下のようにしておくとマルチカレンシー口座のサービス開始時にWiseから通知が来るようになります。

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1分ほどで終わるので、お時間がある人はぜひ登録しておくことをオススメします。

ここまでの話まとめ

  • 海外のお金に関する事がWise一つで済む
  • しかも手数料は何と比べても最安
  • アメリカ口座をインターネットで簡単に作れちゃう
  • その上、🇺🇸アメリカ / 🇦🇺オーストラリア / 🇬🇧イギリス / 💶ユーロ圏内 / 🇵🇱ポーランド / 🇳🇿ニュージーランド の口座が無料で持てる
  • 作り方はネット上で完結。3日 ~ 1週間で簡単に作れる

以上の理由が、もうアメリカの口座を作る必要がないと言える理由です!

wiseのアカウントをサクッと作る

Wiseの評判や安全かどうかが気になる方はこちらの記事をお読みください!

結論を言えば、すでに3億以上の全世界のユーザーがおり、毎月20億ポンド(約3000億円)分の送金を行っていて、かつ「LINE」や「楽天」と言った会社と同じ資格を持つ信頼できる会社です。

さて、TransferWiseマルチカレンシー口座がどのようなものかお分りいただけたかと思います。

次にマルチカレンシー口座のデメリットをお伝えします。

ものすごいサービスですが、やはりデメリットは付き物です。

マルチカレンシー口座の6つのデメリット。銀行口座のようなものですが、銀行と同じサービスではありません。

冒頭でお伝えした事なのですが、以下に注意が必要です。

  1. 銀行のようにの利子がついたりはしない
  2. クレジットカードやデビットカードなどはこの口座では作れない
  3. 将来の大きな買い物のためのクレジットヒストリーとして認められるか不明
  4. 公的な書類(残高証明など)を作れるかどうか不明
  5. USDの口座のみ、受け取り可能な上限額があります。
  6. 一通りよくある質問には目を通しましょう。

1つずつ説明しますね!

すべて公式に問い合わせて確認を取っていますので、正確な情報なのは間違いありません。

1.銀行のように利子がついたりはしない

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マルチカレンシー口座は、お金に関する事だけできる口座だと考えていただいた方がわかりやすいです。

そのため、銀行のように預けておくと利子がついたり、銀行通帳があったりなどはありません。

あくまで「海外送金サービス屋さんが提供している、銀行口座のようなサービスであって、銀行口座ではないということです。

2.クレジットカードやデビットカードなどはこの口座では作れない

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Wiseマルチカレンシー口座には、クレジットカードやデビットカードの結びつけが出来ません。

唯一Wiseが発行している「Wise デビットMastercard」のみ使う事ができます。

そのため、もしアメリカでクレジットカードを作成したい!となった場合は、銀行口座を作る必要があるという事です。

3.将来の大きな買い物のためのクレジットヒストリーとして認められるか不明

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家や車を買う際に、ローンを組む場合があると思います。

その際に見られる「あなたの過去のお金に関する取引履歴 / クレジットヒストリー」として通用するかは分からないという事です。

取引履歴・残高証明を出す事は可能なのですが、これらの書類が審査する会社に認められるかどうかはWiseにもわからないそうです。(公式に確認済み)

そのため、クレジットヒストリーをしっかりと確保したい方は

  • 普段の生活 : アメリカの銀行口座を利用
  • 旅行や海外送金の際 : Wiseを利用

という風に使い分けた方が賢明でしょう。

個人的にはちゃんと履歴があるのですからなんら問題ないとは思うのですが、確証がないためはっきりとは言えません。

4.公的な書類(残高証明など)を作れるかどうか不明

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上記と同じ理由で、公的な資料として認められるかどうかわかりません。すべて受け取る相手側次第だからです。

  • ビザなどで政府に提出する資料として
  • ローンなどのクレジットヒストリー
  • 何かしらの公的資料が必要な時に

など、通用するかがわかりません。

特にビザ周りは大きな問題なので、不安な方はやはり銀行口座を持っておいた方が賢明ではあります。

公式曰く、現地ネイティブの方はすでに給料の受け取り先などで多く利用があるそうなので、すでに多く使われている印象です。

結局はちゃんとしたお金の流れが追えるかどうかなので問題ないと思うのですが...こちらもはっきりとは言えません。

5.USDの口座のみ、受け取り可能な上限額があります。

USDの口座開設目的の方で、多額を扱おうとお考えの方は必見です。

制限・条件 個人口座上限 法人口座上限
表示されている金額を超えた場合、マルチカレンシー口座の使用用途及び、受取の理由のお伺いします $10,000 $25,000
USD口座で受け取れる一回当たりの送金上限額 $50,000 $250,000
USD口座にて一年間で受け取れる上限額 $250,000 $1,000,000

このようにある一定の上限がありますので、こちらで問題ないか確認が必要です。

なるべく最新の情報に更新することを心がけていますが、こういった大事なことはWise公式サイトで必ず確認しましょう。

マルチカレンシー口座の手数料と制限について - Wise 

6.一通りよくある質問には目を通しておきましょう!

この記事では出来るだけ分かりやすくまとめているつもりですが、やはり大切な情報は大元から見た方が良いでしょう。

以下よく見られている質問群です。

WiseデビットMastercard®について 質問一覧 - Wise

マルチカレンシー口座について 質問一覧 - Wise

USD口座情報の取り扱いについて - Wise

いかがでしたでしょうか!アメリカで口座を作らないといけないな~と思っていた方へ役立てたなら幸いです!

最後に、アメリカに口座を持つ方向けへアメリカ銀行の概要と作り方だけ紹介して終わりにしますね。

アメリカ銀行の大まかな概要6点と選ぶべきポイント2点

  1. はっきり言いますと、どこも大差ありません。
  2. 無難な大きめの銀行で作っておくと、ATMや支店がどこにでもあるので便利
  3. デビットカードではクレジットヒストリーが付きにくい。ヒストリーが必要な場合はクレジットカードを作りましょう。
  4. オンラインバンキングが主流。通帳はありません
  5. 学生や18~25歳までは毎月の手数料無料などがある。
  6. 一定額が口座にない場合、毎月手数料がかかったりします

どれもそのまんまなので説明は省きますね!

これを言ってしまうと元も子ないのですが、はっきり言ってどの銀行でも大差はありません。

そのため、唯一気にすべきポイントは2つ。

  1. 支店や州によって異なりますが、定期的にキャンペーンを行っているのでそのキャンペーンの良し悪しで判断する
  2. あなたが行くor住んでいる地域のATMが多いか少ないかで判断をする

銀行のATMが多いほど、利用が便利ですし手数料は無料で利用することができます。あとはあなたにあったキャンペーンがあるかどうか。

この2点を軸に選ぶと問題がないでしょう。

アメリカで銀行口座を作る際に必要な物5点

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  1. 身分証明書 (運転免許証 / パスポートなど)
  2. 社会年金番号 (SSNナンバーなど)
  3. 現住所を証明する物 (電気代の請求書 / 運転免許証など公的な物)
  4. 最初に預けるお金 + 25ドル前後の手数料
  5. 電話番号 (必要ないケースもあります)

こちらの5点を持っていくとスムーズに口座を開く事ができます。 

アメリカのおすすめ銀行4選

申し上げたとおりさほど大差はありませんが、アメリカで人気の4銀行を紹介して終わりにしますね。

01 JP.モルガン CHASE : 最大手なため無難な選択肢

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HP JPモルガンCHASE https://www.chase.com/
支店数 5,200店舗 (アメリカ25州) ATM / 検索 16,000台以上のATM(日本語オプションありの物もある)
ATM検索はこちら
口座開設時の最低入金額 25ドル 前後 口座維持費用 12ドル / 月
口座維持費用免除の条件 1,500ドル以上の預金がある事
もしくは500ドル以上の入金を月に1回以上行っている事

アメリカニューヨーク州に本社を置く米国最大の銀行JPモルガン・チェース。最大手だけにいたるところにATMがありとても便利です。

選ばれる特徴として、自分にあった口座を4種類から選ぶことがきます。学生用口座や貯金用口座など、あなたにあった口座を作成しましょう!

過去のキャンペーン ・クレジットカードを作成して3ヶ月以内にいくらかカードを利用すると、150ドル貰えるキャンペーン
・Direct Depositの設定を行うと300ドル貰えるキャンペーン(地域や支店によって異なります)
以下、CHASE銀行を作るのに役に立つ情報です!

Chase銀行口座開設:アメリカ研究留学への道:So-netブログ
アメリカのJPモルガン・チェース銀行でついに口座開設
米国銀行の口座を開設しよう!

CitiBank : 他の銀行と比べ比較的用意すべき書類が少ないので作りやすい

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HP Citi Bank https://online.citi.com/US/login.do
支店数 700支店 ATM / 検索 ATM検索をする
口座開設時の最低入金額 0 ~ 25ドル 口座維持費用 12ドル / 月
口座維持費用免除の条件
(内どれか一つ)
・1500ドル以上の預金があること
・入出金処理をその月に1回以上行っていること
・62歳以上であること

世界160カ国以上に約2億の顧客口座を持つ世界有数のグローバル銀行の一つです。 日本のSMBC信託銀行と2015年に一部事業を譲渡しているため、日本で口座が作れるのかと思いますがそれはまた別のお話です。

SMBC信託銀行の「PRESTIA」を開設しておくとCitibankのATMが使えますが、普通にたっかい手数料がかかりますので現地で口座開設の方が良いでしょう。

他の銀行と比べ、支店や地域によっては口座開設に必要な書類等も少なく開設しやすい点がメリットです。

過去のキャンペーン ・CitibankのVISAゴールドカード、年会費永久半額
・1000万資金移動と300万為替取引で5万円貰える夏のボーナスキャンペーン
以下、Citi Bank銀行を作るのに役に立つ情報です!アメリカなどの海外の銀行だと、月の維持費などが場合によってかかってきますよね。

【2017年9月】シティバンク(Citibank N.A.)アメリカでの口座開設 備忘録 ...
アメリカの銀行口座とクレジットカードを作る | 美味しい食べ物とニューヨーク
アメリカのCitibankで即日口座開設。一応備忘録として。 | ポーカー無宿の世界旅。

Bank of America : カードのデザインが豊富

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HP Bank of America https://www.bankofamerica.com
支店数 5,096店舗
(アメリカ 35州)
ATM / 検索 16,220台以上
ATM検索をする
口座開設時の最低入金額 25ドル 口座維持費用 12ドル / 月
口座維持費用免除の条件
(内どれか一つ)
・1500ドル以上の預金があること
・または月に250ドル以上の入金があること

Bank of Americaは、ノースカロライナ州シャーロットに本社があるアメリカを代表する大手銀行です。

こちらも支店・ATM数が多いことから日常生活で困ることはありません。

カードのデザインが豊富なので、見た目にこだわりたい方にオススメです。

以下、Bank of Americaの銀行口座を作るのに役に立つ情報です!

ボストンでの銀行口座の開設(Bank of America) : ハーバードで奮闘中 ...
銀行口座の開き方~バンクオブアメリカ編 - Design Penguin
アメリカの銀行のATMを使ってみよう!~バンクオブアメリカ編 

Union Bank : 日本語サポートがあるため、英語に自信がない方へオススメです

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HP Union Bank https://online.citi.com/US/login.do
支店数 360店舗
(カリフォルニア・オレゴン・ワシントン州に集中)
ATM / 検索 ATM検索をする
口座開設時の最低入金額 25~100ドル前後 口座維持費用 10ドル / 月
口座維持費用免除の条件
(内どれか一つ)
・1500ドル以上の預金があること
・500ドル以上の入金を月に一回以上行っていること

MUFG Union Bank, N.A.(ユニオンバンク)は、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)のグループ銀行です。最大の特徴は日本語サポートが充実していること。語学に自信がない人には比較的に作りやすい銀行口座です。

こちらのページから日本語サポートがある支店が見れますので、興味のある方はご覧ください。

過去のキャンペーン ・HSBCシンガポールの送金手数料無料
・自身が編集したコマーシャルがテレビ放送される
以下、Union Bankの銀行口座を作るのに役に立つ情報です!

外貨預金:ユニオンバンクの口座開設方法 - 日本の財政問題に備える
ユニオンバンク(Union Bank)の口座開設から送金まで | aokitrader2

まとめ

  1. 永住または長期滞在するorしているため、口座を作りたい
  2. クレジットカードやデビットカードなどをアメリカで作りたいため、口座が必要
  3. 将来の大きな買い物のため、クレジットヒストリーを貯める必要がある
  4. 公的な書類(残高証明など)を作る必要があるため、銀行が必要

この4つに当てはまらない方で、以下の目的で口座を作ろうと思っている方。

  • 日本からの海外送金
  • 生活のためのお金を保存する場所として
  • 短期~2年前後の留学に行くため、生活費の保存先として口座が必要
  • アメリカの大学に行くため、生活費の保存先として口座が必要
  • アメリカで働くため、給料の受け取り口が必要

これに該当する方はWiseを作る。

  • Wiseは安くて早く簡単な海外送金界の吉野家
  • 新サービスのマルチカレンシー口座を使うと、もう銀行は要らない。
  • 海外送金としても銀行口座としても最安レベル
  • 作り方はネットで4日くらいで完結
  • すごい

アメリカの銀行口座を作りたい方は

  • あなたの住んでいる地域にATMが多くあるか確認する。
  • あなたに合うキャンペーンがあるかどうかチェックする。
  • 海外送金の事は気にしない。WIseが最安なので考える必要なし。

以上です!いかがでしたでしょうか!

まだまだアメリカ銀行口座は生活に欠かせない物ですが、お金の保存・お金の送金方法など、銀行だけが出来る領域ではなくなってきています。

旅行・海外送金・外国通貨に関してはとっても役にたつマルチカレンシー口座ですが、アメリカの銀行にしか出来ない事もありますので、両方をうまく使って生活するのが賢明です。

 

サクッとアカウントを作成して、準備をしておきましょう。

wiseのアカウントをサクッと作る(無料)