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海外送金サービスWiseとは?3年間で1,000万以上海外送金してみた結果

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(更新 : 2020.2.25)海外送金をお考えのあなたにハッキリ言います。
銀行やその他の海外送金方法は忘れて下さい。

あなたの大切な時間とお金の無駄です。

Wise(以前はTransferwise。2021/2にブランド変更しました。)とは「安く・早く・簡単に海外送金を行える。海外送金界の吉野家」だとお考えください!

何故なら、Wiseは

  • 【比較】他海外送金サービスと比べ、圧倒的なスペックの高さ
  • 【安い】無駄な手数料が無いため、銀行と比べ最大何万円も安いです。
  • 【簡単】ネット上で簡単に海外送金の手続きが行えるため、時間の節約になる
  • 【安心】めちゃくちゃ早いサポート体制。電話メールですぐ返事がくるため時間の節約に
  • 【海外居住者】2020年現在、マイナンバーが無くとも利用する事ができる

そのため、時間もお金も無駄にしないWise(トランスファーワイズ)を使用しましょう。

このWiseを使うと、数千円から数万円節約でき、簡単なステップで3~14日前後で海外送金が行えます。

各銀行の手数料や送金方法、もっとも安く送る方法などもう調べる必要がありません!

私も実際に利用しましたが、もっと早く知っておくべきだったと後悔しています...留学に来る前にさんざん銀行に通って、ネットで海外送金について調べていたのが本当にバカバカしいです。

そんな思いをしなくてすむように、この記事では「Wise(トランスファーワイズ)」とはなんなのか、使ってみた感想やメリットデメリット、さらにもっともお得に使う方法まで徹底的にご紹介いたします!

使い方だけを知りたい方はこちらをお読みください。

口コミや安全性が気になる方はこちらをお読みください。

本当に安いのか、比較を見たい方はこちら

Wiseのサイトを見てみる

そもそもWiseとは➡︎数ある銀行・海外送金サービスの中で、唯一「国内送金」を行う海外送金サービスです。

「海外送金サービスなのに国内送金ってどういう事よ?」とお思いのあなた。以下の図をご覧ください。

Wiseと他海外送金サービスの違いの図 他サービスは海外送金を行っており、Wiseは国内送金を各国で行っている。そのため無駄な手数料がかかりません。

この図のように、Wiseでは

  • 海外送金ではなく、国内送金を行っている
  • Wiseが「日本円をドルに換えたい人」と「ドルを日本円に換えたい人」をマッチングさせている (P2P通信と言います。)
  • つまり、実際には「国内送金」をしているだけ
  • そのため、銀行と違って無駄な手数料も時間も余計な手続きもかからない

これがトランスファーワイズの仕組みです。

動画で見たい方はこちらをどうぞ。

1分36秒でぱぱっとWiseの全体像がわかりますよ!

だれが作ったの?どういう経緯で? 

wise創業者のターベット・ヒンリクス氏

創立者はスカイプ(Skype)の立ち上げから関わっていたエストニア出身の「ターベット・ヒンリクス」氏。

彼は「銀行を利用することでかかる手数料を無くしたい」という思いからこのサービスを立ち上げました。

当時、Hinrikusu氏はロンドンに住んでいましたが、エストニアのスカイプが雇用先で、給料はユーロで支払われていました。

一方、同じくロンドンに住む共同創業者のKristo Käärmann氏は、給与はポンドですが、エストニアのユーロの銀行で住宅ローンを組んでいたそうです。そこで2人は、日々の為替レートを見ながら、 Käärmann氏がHinrikus氏のイギリスの銀行にポンドを振り込み、Hinrikus氏がKäärmann氏のユーロの銀行にユーロを振り込むことで、為替レートに潜んでいる手数料を回避していました。

このようなやりとりを必要としている人は世界にもいるはずだと、2人で立ち上げたのがWiseというサービスです。

引用 Lifehacker

銀行と比べて、最大8倍安い送金手数料を利用者の皆様から頂戴します。これは、銀行に対する小さな革命なのです。
引用元 : 利用者のフラストレーションから生まれた会社。Wise より

2017年からの3年間で2倍以上の成長。今後も海外送金界でブイブイ言わして行くでしょう。

2011年から立ち上がったこのサービス。

2020年2月24日現在では「世界に13拠点を持ち、約600万人のユーザーが毎月約6,000億円を送金しており、本来かかっていたであろう「高い銀行の手数料」を約1,800億円分の節約に成功」しています。

私が利用し始めた2017年4月と比べると...。

  2017年4月 2020年2月
利用者数(約) 300万人 600万人
毎月の送金額(約) 3,000億円 6,000億円
Google検索インタレスト 15 69
ユーザーレビュー 9.1 / 42,195件 9.2 / 82,089件
Androidアプリ 4.6 / 18,016件 4.4 / 72,492件

物凄い成長っぷりです。4年間でほぼ倍以上になっています。

Wiseがなぜ銀行よりもお得なのか?を知りたい方はこちらにまとめましたので、お読みください。

更に2020年夏を目標に「デビットカード」の提供を準備中 →21/1/27から提供開始しました!

Wiseボーダレス口座・デビットカードを2020年夏を目標に日本への提供を準備中

「デビットカードはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどで既に始めていて、今日本で始めるために議論を重ねています。2020年夏を目標に(日本でのデビット参入を)準備しています」(カーマン氏)

引用 : Bussines Insider

 このデビットカードめちゃくちゃ凄いのです。

一言で言うと「海外旅行・海外留学などで、お金の悩みから解放される」です。

  • 初めての海外留学。向こうで銀行を作るのはどうすれば良いのか...
  • 海外旅行に行くけど、どの両替所でお金を変えた方がいいのか...
  • 現地に着いたけど、どのクレジットカードがお得なのか...

などのような事を「一切考える必要」が無くなります。

何故なら「どのクレジットカード・両替よりも安く、日本で用意できるデビットカードだから」です。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい! 

なぜ銀行ではなく、Wiseを使ったほうがいいの?→他サービスでは比べ物にならないからです。

Wiseを使うと5つのメリットがあります!

  1. 【比較】他海外送金サービスと比べ、圧倒的なスペックの高さ
  2. 【安い】無駄な手数料が無いため、銀行と比べ最大何万円も安いです。
  3. 【簡単】ネット上で簡単に海外送金の手続きが行えるため、時間の節約になる
  4. 【安心】めちゃくちゃ早いサポート体制。電話メールですぐ返事がくるため時間の節約に
  5. 【海外居住者】2020年現在、マイナンバーが無くとも利用する事ができる

詳しく説明していきます!

1.【比較】12海外送金サービスと比べ、圧倒的なスペックの高さ

  TransferWise
Wise
WesternUnion
WesternUnion
Xendpay
Xendpay
Xe
XE
WorldRemit
WorldRemit
OFX
OFX
MoneyGram
MoneyGram
SBIレミット
SBIレミット
docomoMoneyTransfer
docomoMoneyTransfer
enRemit
エンリミット
Payforex
payforex
Paypal
paypal
オススメの理由 9の項目をほぼ全てクリアしている。唯一国内送金を行なっている。最もオススメ。 受け取り銀行がない場合に利用可能。ただし安くは無い マイナンバー無しでも送金可能でカード払いだと早い。ただし安くはない + 日本語対応していない 安さ第2位。しかし日本語対応していない。 なし なし なし なし なし なし なし なし
安さ(9通貨で108回比較) 第1位 / 11サイト中ダントツ 第4位 第5位 第2位 第3位 - - - - - - -
レビュー ★★★★★ 4.5
レビュー数 82,089
★★★★☆ 4
レビュー数 17,165
★★★★★ 4.5
レビュー数 7,578
★★★★★ 4.5
レビュー数 35,510
★★★★☆ 4.5
レビュー数 35,123
★★★★★ 4.5
レビュー数 3,782
★☆☆☆☆ 1
レビュー数 544
★★★★★ 3.9
レビュー数 68
★★★★★ 3.9
レビュー数 28
★★★★★ 3.9
レビュー数 15
-
無し
★☆☆☆☆ 1.3
レビュー数 8,832
日本語対応 👍 👍
英語で確認の電話あり
👍 👍 👍 👍 👍 👍
日本法人 👍あり 👍あり ❌無し ❌無し ❌無し ❌無し 👍あり 👍あり 👍あり 👍あり 👍あり 👍あり
送金方法 👍国内送金 代理店受け取り
海外送金
海外送金 海外送金 海外送金 海外送金 代理店受け取り
海外送金
代理店受け取り
海外送金
海外送金 代理店受け取り
海外送金
海外送金 海外送金
双方向送金 通貨による 店舗による 通貨による 通貨による 日本への送金は出来ない 通貨による 店舗による 店舗による 通貨による 店舗による 日本への送金は出来ない 通貨による
個人・法人 👍対応 ❌非対応 👍対応 👍対応 👍対応 👍対応 ❌非対応 👍対応 ❌非対応 ❌非対応 👍対応 👍対応
取り扱い通貨 60カ国 / 53通貨 200以上の国と地域 170カ国 / 45通貨 130カ国 / 65通貨 150カ国 55通貨 400以上の銀行 200以上の国と地域 40カ国以上 200以上の国と地域 28通貨 22通貨
マイナンバー 👍無しでも大丈夫
文面にはないが、サポートに確認済み
👍無しでも大丈夫 👍無しでも大丈夫
リンクはないが、私は利用出来ました
不明 ❌必要 ❌必要 ❌必要 ❌必要 ❌必要 ❌必要 ❌必要  ❌記載無し
ただ銀行口座を利用するため、その口座自体に必要

見て頂くだけで分かる「説明不要のスペック高いやつ」です。

他海外送金サービスが悪いと言うよりかは「wiseがずば抜けてしまっている」と行った方が正しいでしょう。

もうこの時点で、殆どの方にオススメする海外送金サービスはwise一択になります。

詳しい比較内容は以下の記事を参考にして下さい。

2.【安い】無駄な手数料が無いため、31の銀行・海外送金サービスと比べ最高に安い

これがWiseを使う一番の理由です。

論より証拠。銀行と海外送金サービスを泣きながら比較し倒したので、以下の記事を参考にして下さい。

Wiseでは1つの手数料しかかかりません。

それも一律になっており、送る国に応じて変わります。

主要国 それ以外の国
送金金額の0.5~1% 送金金額の1~1.5%
10万の場合=500 ~ 1,000円
50万の場合=2,500 ~ 5,000円
10万の場合= 1 ~ 1,500円
50万の場合=5 ~ 7,500円

「あれ?銀行の手数料の方が安くない?」と思った方、それは違います。

銀行で送る場合、銀行の手数料だけ見てはいけません。実はそのほかにも4つの手数料がかかっているのです。

銀行から海外送金する場合、4つの手数料が余分にかかる

  1. 海外送金にかかる手数料
  2. 為替レートに乗っている隠しコスト (TTS/TTB)
  3. 受け取り側の銀行との提携がない場合の中継手数料
  4. 受け取り銀行側の手数料

これらをトータルすると、送る額にもよりますが数千円~数万円になります。

この中で、最も大きい手数料は「為替レートに隠れる隠しコスト」ですが、Wiseは隠しコスト無しで利用することができます。

為替レートに隠れる隠しコストとは?

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例えば、1ドル=100円の時に1000円をドルに変えると10ドルになります。

2万円をドルに変えれば200ドルになります。

しかし!「隠しコスト」があるとそうはなりません。

本来100円で計算するものを「102円」のように少し高くして計算をします。

その結果、本当は10ドル受け取れるはずが、9.8ドルしか受け取れません。

この「0.2ドル」が手数料となり銀行・会社に持って行かれることになります。

これが「隠しコスト」です。

手数料は安かったのに、実際の送金をするとかなり手数料が取られている。

そのため銀行の海外送金は、手数料が安くても結果的に損をすることになります。

為替レートとは?

為替レート・隠しコストの説明画像

為替レートとは、通貨が他国のお金と比べた時にどれぐらい価値があるかを表す数字のことです。日々変わっており、価値が上がったり下がったりしています。

今までずっと銀行はこれらの手数料を取り続けていたんですね。銀行によって手数料の率は変わりますが、基本的にはこの4つです。

実際に比較してみましょう。10 / 50 / 100万円を送金した場合

日本の銀行とWiseを比較します。(17年4月28日の為替レートで計算 レート=81.59 TTS=83.23 ) 

海外送金手数料を約3,000円、中継手数料と受け取り手数料を各1,250円で計算した場合です。

円からカナダドル(CAD)に
送金額 銀行 Wise
10万円 1,135CAD 1,213CAD
差額 : 78CAD(約:6,491円お得)
50万円 5,941CAD 6,067CAD
差額 : 126CAD(約:10,486円お得)
100万円 11,948CAD 12,135CAD
差額 : 187CAD(約:15,564円お得)

ご覧のとおり大きく変わります。

一番大きな差は、Wiseはその日の為替レートが適用される点ですね。

多く送れば送るほど差はは若干小さくなりますが、それでもWiseの方が安いですね。

今実際にいくらで送れるか知りたい方へ *17/09/27追記

実際今いくらで送ることができるのか、Wise-手数料についてから確認することができます。

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このページでは

  • 支払い方法は何があるのか
  • Wiseの手数料はいくらか
  • 本当に為替レートに隠しコストがないか
  • 受け取れる額はいくらか

これらが1分ぐらいですぐにわかりますので是非お試しください!

上記画像は日本円をカナダに変えた場合をやってみました。

Wise-手数料について

もし、あなたが銀行を使った場合いくらになるかは以下のサイトでお試しください。

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セブン銀行 - 送金金額シュミレーション

これはセブン銀行の海外送金計算ですが、大体の銀行は同じ値段になります。

数千円~数万円の違いに驚きますよ!

2018年3月15日から、手数料の変更がありました。

主要通貨である「USD / CAD / AUD / EUR」などは手数料がより一層安くなりました!

逆に値上がりした通貨もありますので、ぜひこちらからご確認ください。

お知らせ】日本から海外への送金にかかる手数料の変更について - Wise

3.【簡単】ネット上で簡単に海外送金の手続きが行えるため、時間の節約になる

大きくまとめますと以下の流れで利用することができます。

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  1. よりスムーズに行うために身分証明書などを自前に用意しておく
  2. アカウントを作成し、送金額+あなたの情報を登録する
  3. 送りたい口座先を設定する
  4. 本人確認の書類等をアップロードし、確認を待つ(1~4営業日)
  5. 確認が終わると、Wiseからここに振り込んで!という案内が届く
  6. 入金をして後は待つのみです。(1~3営業日)

これが全てネット上で行えます!必要な書類がそろっていれば最短で3日~10日前後で送ることができます。

具体的な使い方はこちらにまとめましたので、ご利用をお考えの方はぜひ参考にしてください!

2017年6月23日追記 : 値段に関わらず、すべての方が住所確認が必要になりました。

4.【安心】めちゃくちゃ早いサポート体制。メールですぐ返事がくるため時間の節約に

銀行に行っては回数券を渡され順番待ちに、すぐには返事が返ってこなくイライラ。このような経験はありませんか?ありますよね 笑

「聞きたいことをすぐ教えてくれる」「ちょっと確認したいだけ」これらがすぐ解決できるのはとてもありがたいことです。

Wiseではメールでのサポートに対応しており、すぐに返事がきます。

メールでのお問い合わせ
カスタマーサポート

時差12時間のカナダに住んでいる私でも、半日〜1日で返事が来るためスムーズに手続きを進めることができました。

カスタマーサポートを利用した時の画面。返事が1日で来るためとってもスムーズ

5.【海外居住者】マイナンバーが無くとも利用する事ができる

マイナンバーがない海外居住者にとってはとてもありがたい事です!2020年時点でもまだ大丈夫です。

厳密には本人確認時に「本人確認用書類とマイナンバーの提示」は必要なのですが、マイナンバーがない方の場合は「本人確認用書類と非居住者の選択肢を選択」する事でそのまま利用する事ができます。

Wise - 日本から海外へのご送金の際に、口座開設時にご用意いただく書類と送付方法について 

とはいえ別段手数料が変わったりなどは一切ありませんので、ご安心ください!

マイナンバーと海外送金の今後について不安な方はこちらをご参考にしてください。

私も実際に利用したところ、銀行と比べ1万3千円ほど安く10日前後で送ることが出来ました!

50万円送った結果、1万3千円以上もお得にwiseで海外送金出来ました!海外送金した送金証明の画像です。

50万円をCADに変えて送った結果の比較
  三菱東京UFJ Wise
海外送金手数料
送金手数料
3000円 2,805円
為替レート 6007CAD
(83.23)
6128CAD
(81.59)
中継手数料 約1250円 無し
受け取り銀行側の手数料 約1250円 無し
支払う手数料の合計 15,372円
為替レートの差額込み
2,805円

(17年4月28日の為替レートで計算 レート=81.59 TTS=83.23)

約1万3千円も節約ができました!

銀行よりも安く、面倒もなく送れたので大満足です!

一度送ると、次からは申請して振り込むだけで良くなりますので、平日であれば1~2日で海外送金出来るようになります。

海外送金をどうすれば良いかで散々銀行に通って話をしていたので、Wiseを使えばその手間もありません。

使う前に確認を!Wiseの4つの注意点

メリット満載のWiseですが、もちろん注意点があります。

  1. 送る側の国と受け取る側の国でそれぞれ銀行を持っておく必要がある
  2. 海外にいる状態で、なんらかの方法を使いWiseの日本銀行口座に送金が出来る
  3. 日本に住所がない方は日本アカウントではなく、あなたがお住いの国のTransfeWiseアカウントを利用しましょう
  4. 送金可能な通貨と出来ない通貨があるため、公式HPで確認をしましょう

これらは全てセキュリティ・法律のために必要なため仕方がありません。一つずつ説明します。

1.送る側の国と受け取る側の国でそれぞれ銀行を持っておく必要がある

当たり前かもしれませんが「これから海外に行く」「まだ海外に銀行がない」という方はまだ利用ができません。まず現地に行き、銀行を作ってから初めて利用することができます。

これは自分自身に送りたい場合のお話なので、あなたから既に外国に住んでいて銀行を持っている誰かに送りたい場合はすぐに送る事ができます。

2.海外にいる状態で、なんらかの方法でWiseの日本銀行口座に送金が出来る

あなたが海外に住んでいる誰かに送金する場合は全く問題がないのですが、あなたが海外に行く場合、自分で送るか誰かに送ってもらわなければなりません。

そのため、あなたが海外にいる状態で、以下のいずれかの方法でWiseの日本銀行口座に送金出来なければなりません。

  • A : あなたの日本銀行口座をインターネット上で国内送金出来る状態にしておく
  • B : 信頼出来る誰かにあなたの日本銀行のカード・通帳を預け、あとでWiseの国内口座に送金してもらう
  • C : 信頼出来る誰かに、日本にいる間にお金を渡しておき、あとでWiseの国内口座に送金してもらう

一番手取り早いのが、Bの方法です。

しかし、「手間を掛けさせたくない」「自分自身で行いたい」方は必ずインターネット上で操作が出来る日本銀行口座をあらかじめ作っておきましょう。

3.日本に住所がない方は日本人アカウントを利用できません。あなたがお住いの国のWiseアカウントを作成しましょう。

日本アカウントを作成する場合、日本の住所を証明 / 確認のステップがあります。

つまり、「海外に完全移住」「日本に戸籍登録された住所がない」という方は日本アカウントの利用ができません。

理由は「本人確認法」という本人確認をしなければいけない法律があるためです。

アカウントを作るときに、入力した日本の住所に、住所が本当に正しいかどうかを確認するためにWiseからアクティベーションコードという4つの数字が書かれた紙が郵送で住所に送られてきます。

アクティベーションコードが届いた時の写真。封筒とコードが書かれた紙が届きます。

住所が日本に無い場合は、このアクティベーションコードを確認できないため送ることが出来ません。

そのため、完全に海外に住まれている方はその国のWiseアカウントで海外送金の手続きを進めましょう!

4:送金可能な通貨と出来ない通貨があるため、公式HPで確認をしましょう

ドル・ユーロ・ポンド・スイスフランなど、主要通貨の取り扱いはしていますが、中にはまだ取り扱いのない通貨もあります。

また日本からの送金は可能だが、日本に送ることは出来ない国・通貨などもあります。

そのため、あなたが利用したい通貨を必ず公式HPでチェックしましょう。

送金可能な通貨を教えてください - Wise

送金可能な国を教えてください - Wise

Wiseを最もお得に使う方法

最後に、ただ単にWiseを使うだけでなく、以下を活用することでよりお得に使うことができます。

為替レートが最も安定している時に使う or 指標結果を元に使う

Wiseはその日の為替レートで取引できるのが魅力ですが、もし送金するのに4~10日かかった場合、その時期に応じて為替が大きく動く可能性があります。

登録したときと送金完了した時にレートが変わっていた場合、損か得をする可能性がある

変えたい通貨が増えれば良いですが、そうなるとは限りません。

為替レートは「重要な5つの経済指標」に大きく影響されます。例えば重要な経済指標の一つ「米FOMC政策金利発表」の過去3回のレートの動きをご覧ください。

米FOMC政策金利発表の過去三回のレートの動き

発表内容の良し悪しで大きく動いていますね。中には1ドル以上動くものもあり、買える金額にもよりますが、大きく損・得をすることになります。

そのため、この重要な経済指標が「いつ行われるか」を知っておくことで、比較的安定した時期・動く時期がわかります。

ただし、災害や政治ニュースなどでもレートは動くため、あくまで目安としてお考えください。

ではどうすればいいか?➡手順は二つでとっても簡単です

  1. GMOクリック証券の経済カレンダーを見る
  2. いつ重要な経済指標があるのか確認する

これだけです。見方は下の画像をご覧ください。

経済カレンダーの重要指標の見方を示した図

  1. あなたが知りたい月を選ぶ
  2. 重要度の星を5にする
  3. その月の重要指標が表示されるので、それがいつあるかを知っておきましょう!

あとは、それを利用するか、なるべく安定した時期にWiseを利用するかを考えるだけです。

安定した時に使いたい方 指標を元に使いたい方
発表時期からなるべく遠い時に使いましょう 結果予想と結果をみて、どう動くか検討しましょう

経済指標を利用して、Wiseを使いたい方へ ➡︎ 予想を見て、結果を確認しましょう

重要な経済指標は以下の5つです。

1:米FOMC政策金利発表
2:米FOMC議事録公表
3:米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)
4:ECB政策金利発表
+なら円が安くなり、−なら円が高くなる
5:日銀金融政策決定会合 +なら円が高くなり、−なら円が安くなる

重要なのは、各指標の結果予想と結果に差があったか、またその結果がよかったのか悪かったのかということです。

「米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)」を例に見てみましょう。

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2016年7月8日に行われた米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)では約1ドルと大きく動きました。

理由の一つとして、前回と予想を大きく上回る結果だったため、上がったと思われます。

それとは逆に、前回の2016年6月3日の米国雇用統計では、前回と予想を大きく下回る結果だったため、下がったと思われます。

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このように、予想と結果、またその内容がどうだったかを予想・確認しWiseを使うかどうか検討しましょう。

もっとも予想と過去の動きかどうだったか分かりやすかった「みんなの外為」を見るのがオススメです。

予想日記や上がるか下がるかの統計もあり、全体を理解するにはぴったりのサイトです。

うわ面倒だな...と思った方へ。レートチェッカーを使って安くなったらメールを送って貰いましょう。

wiseのレートチェッカーでお得なタイミングをお知らせして貰いましょう!理想の為替レートを設定すると、そのレートになった時にメールを送ってくれます。

Wiseのレートチェッカーを使うと、設定した為替レートになった時にお知らせしてもらう事ができます。

  1. 希望する為替レートを設定して
  2. メールアドレスを記入したら完了

安くなった時に送りたい方は是非こちらを利用して下さい!

留学用のお金として利用をお考えの方へ→Wiseよりもお得な方法はあります。

これから留学にいく方にとってはWiseは少し不安があります。

なぜならこのWiseは「日本の銀行口座」と「送り先の外国の口座」の二つが必要になるため、現地に着いて口座を開設して初めてお金の移動ができるようになります。

見知らぬ土地でスムーズに出来るか不安ではないでしょうか?私はめちゃくちゃ不安でした 笑

そこでWise以外の留学用お金の持って行き方を記事にまとめました!

実は留学用のお金は「年齢 / 国 / ビザ」によって何がお得か大きく変わります。

あなたにぴったりの方法が分かるよう時間をかけてまとめました。きっとあなたのお役に立ちますよ!

20/2/25追記 主要銀行と海外送金サービス全31種を比較しました

海外送金31種のなかで、Wiseは1か2番目に安く利用ができます!

その上、海外送金サービスのなかで唯一安くて日本語に対応してるため、日本語でのサービスを受けたい方はWiseが最安です!

英語でも問題ない方は「WorldRemit」の方がお得なため、こちらの記事でご確認ください!

Wiseのまとめ

  • 面倒で高い銀行送金よりお金も時間も節約できます
  • 無駄な手数料が無いため、銀行と比べ最大何万円も節約できます。
  • ネット上で簡単に海外送金の手続きが行えるため、時間の節約になる
  • めちゃくちゃ早いサポート体制。電話メールですぐ返事がくるため時間の節約に
  • 日本銀行口座と海外銀行口座のふたつを用意する
  • 身内や信頼の置ける方に送金してもらうか、自身でインターネット上で送金する
  • 10万円以上の送金 + 2回目以降の場合、日本に住所がない方は利用できない
  • 為替レートが比較的安定している時か、動く時に使うか選ぶ

あなたの時間もお金も節約できるWiseを紹介しました。

あなたが利用しようと思っていた銀行送金などと是非比較してみてください。

きっとあなたもこっちのほうがいいじゃん!と納得すると思います!

wiseのアカウントをサクッと作る(無料)

もし実際に使われる場合は、こちらの記事を参考にしていただくと、最もはやく簡単に使うことができますよ!

口コミや安全性が気になる方はこちらをお読みください!