(2021/3/3更新)Wise(以前はTransferwise。2021/2にブランド変更しました。)を利用したいけど...
- 【仕組み】何故銀行より安く海外送金できるのか
- 【評判】レビュー・口コミ・トレンド・出資・ニュースなどの評価
- 【トラブル】気をつけるべき事はないのか
- 【法律面 / 安全性】日本の法律に沿っているのか
と疑問を持っているあなた。大切なお金を海外送金する訳ですから、信用出来ないと恐くて出来ませんよね。
結論から言いますと、安心してお使いください!
Wiseは資金移動業者として、YahooやLINE pay・楽天と同じ資格を持つ会社で、600万以上の全世界のユーザーがおり、毎月約6,000億円分の送金を行っている各国に認められたサービスだからです。
私自身2017年4月から利用して、気付いたら計23回wiseで海外送金を行なっていました 笑
もちろんその間でトラブルが起きた事は一度もありません。
しかし、これは私だけの話なので全体がどうなっているかが大切です。
この記事では、Wiseの仕組みから評判・なぜ安心と言えるのかについてお伝えします!
- 1.そもそもWiseとは➡︎数ある銀行・海外送金サービスの中で、唯一「国内送金」を行う海外送金サービスです。
- 2.論より証拠!実際に使われたユーザーによる良い口コミと悪い口コミ
- 3.良い / 悪い評価から学ぶ、トラブルになる前に知っておきたい5つの事
- 4.多くのユーザーが使っているのはわかったけど、安全性はどうなの?なぜ信用できる?
- 5.私も実際に利用したところ、銀行と比べ1万3千円ほど安く、10日前後で送ることが出来ました!
- Wiseの仕組み・評判・安全性まとめ
1.そもそもWiseとは➡︎数ある銀行・海外送金サービスの中で、唯一「国内送金」を行う海外送金サービスです。
「海外送金サービスなのに国内送金ってどういう事よ?」とお思いのあなた。以下の図をご覧ください。
この図のように、Wiseでは
- 海外送金ではなく、国内送金を行っている
- Wiseが「日本円をドルに換えたい人」と「ドルを日本円に換えたい人」をマッチングさせている (P2P通信と言います。)
- つまり、実際には「国内送金」をしているだけ
- そのため、銀行と違って無駄な手数料も時間も余計な手続きもかからない
これがトランスファーワイズの仕組みです。
動画で見たい方はこちらをどうぞ。
1分36秒でぱぱっとWiseの全体像がわかりますよ!
だれが作ったの?どういう経緯で?
創立者はスカイプ(Skype)の立ち上げから関わっていたエストニア出身の「ターベット・ヒンリクス」氏。
彼は「銀行を利用することでかかる手数料を無くしたい」という思いからこのサービスを立ち上げました。
当時、Hinrikusu氏はロンドンに住んでいましたが、エストニアのスカイプが雇用先で、給料はユーロで支払われていました。
一方、同じくロンドンに住む共同創業者のKristo Käärmann氏は、給与はポンドですが、エストニアのユーロの銀行で住宅ローンを組んでいたそうです。そこで2人は、日々の為替レートを見ながら、 Käärmann氏がHinrikus氏のイギリスの銀行にポンドを振り込み、Hinrikus氏がKäärmann氏のユーロの銀行にユーロを振り込むことで、為替レートに潜んでいる手数料を回避していました。
このようなやりとりを必要としている人は世界にもいるはずだと、2人で立ち上げたのがWiseというサービスです。
2017年からの3年間で2倍以上の成長。今後も海外送金界でブイブイ言わして行くでしょう。
2011年から立ち上がったこのサービス。
2020年2月24日現在では「世界に13拠点を持ち、約600万人のユーザーが毎月約6,000億円を送金しており、本来かかっていたであろう「高い銀行の手数料」を約1,800億円分の節約に成功」しています。
私が利用し始めた2017年4月と比べると...。
2017年4月 | 2020年2月 | |
---|---|---|
利用者数(約) | 300万人 | 600万人 |
毎月の送金額(約) | 3,000億円 | 6,000億円 |
Google検索インタレスト | 15 | 69 |
ユーザーレビュー | 9.1 / 42,195件 | 9.2 / 82,089件 |
Androidアプリ | 4.6 / 18,016件 | 4.4 / 72,492件 |
物凄い成長っぷりです。4年間でほぼ倍以上になっています。
- EUでNo.1のスタートアップと評価
- 2014年 FinTech 50(金融業界の根底を覆し得る50社)に選出
- Facebookの最初の投資家もWiseを投資先として選ぶ
- 9か月間で料金を30回引き下げ / 1300種類の通貨ルート、49種類の通貨を取り扱い
- 「国際送金をTechで格安に」600万人が使う天才ベンチャー... 19/11/18
- 英トランスファーワイズCEO「手数料さらに下げる」 19/12/5
- IDR, MYR, PHP, PKR への送金手数料が安くなりました 20/2/6
Wiseがなぜ銀行よりもお得なのか?を知りたい方はこちらにまとめましたので、お読みください。
2020年夏を目標に「デビットカード」の提供を準備中 →21/1/27から提供開始しました!
「デビットカードはヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどで既に始めていて、今日本で始めるために議論を重ねています。2020年夏を目標に(日本でのデビット参入を)準備しています」(カーマン氏)
引用 : Bussines Insider
このデビットカードめちゃくちゃ凄いのです。
一言で言うと「海外旅行・海外留学などで、お金の悩みから解放される」です。
- 初めての海外留学。向こうで銀行を作るのはどうすれば良いのか...
- 海外旅行に行くけど、どの両替所でお金を変えた方がいいのか...
- 現地に着いたけど、どのクレジットカードがお得なのか...
などのような事を「一切考える必要」が無くなります。
何故なら「どのクレジットカード・両替よりも安く、日本で用意できるデビットカードだから」です。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい!
2.論より証拠!実際に使われたユーザーによる良い口コミと悪い口コミ
さて肝心の口コミですが、結論としてはめちゃくちゃ良いです。
1.ユーザーレビュー | 9.2 / 82,089件 |
---|---|
2.Androidアプリ | 4.4 / 72,492件 |
3.Google検索インタレスト | 2017年の4年間で 15 から 69 |
4.Twitter | 7万 |
5.Facebook | 48万 |
6.Instagram | 5.3万 |
1.ユーザーレビュー → 他サービスと比較しても段違いです。
Wiseの公式で使っている口コミサイトには、82,089ユーザーが5点満点中4.6というすこぶる高い評価を受けています。(2020年2月24日現在)
他の海外送金サービスと比較しても圧倒的な利用者数を誇っています。
Wise |
WesternUnion |
Xendpay |
XE |
WorldRemit |
OFX |
MoneyGram |
SBIレミット |
docomoMoneyTransfer |
エンリミット |
payforex |
paypal |
|
レビュー | ★★★★★ 4.5 レビュー数 82,089 |
★★★★☆ 4 レビュー数 17,165 |
★★★★★ 4.5 レビュー数 7,578 |
★★★★★ 4.5 レビュー数 35,510 |
★★★★☆ 4.5 レビュー数 35,123 |
★★★★★ 4.5 レビュー数 3,782 |
★☆☆☆☆ 1 レビュー数 544< |
★★★★★ 3.9 レビュー数 68 |
★★★★★ 3.9 レビュー数 28 |
★★★★★ 3.9 レビュー数 15 |
- 無し |
★☆☆☆☆ 1.3 レビュー数 8,832 |
2.Androidアプリ → 当然高評価です。
Androidアプリでも72,492ユーザーの方が5点満点中4.4と高評価をつけています。
3.Google検索インタレスト → 時間と共に右肩上がりです。
Googleトレンドをみても、2017年からの4年間で約4倍以上の綺麗な右肩上がりを見せています。
じわじわ上がっているのは、しっかりと積み上げている証拠と言えるでしょう。
4.SNSでの反応 → かなりポジティブな反応が多いです。
4.Twitter | 7万 |
---|---|
5.Facebook | 48万 |
6.Instagram | 5.3万 |
Twitterではこのように「使ってよかった!」という意見が多くあります!
借金返済などでまたお金がやばそうなので
— J.S.ノア☕︎(プロドラマー ➡️ プログラマー) (@j_s_noah) February 17, 2020
アメリカに放置してきた$1,000を引っ張り出す💰
国外への送金はTransferwiseが断然オススメです🙌
日本とアメリカの口座情報を登録すれば
5クリックくらいで送金できます。
手数料も$12.89しか取られず、
たったの2,3日で送金されるのも魅力🌹 pic.twitter.com/uQuxQHTXb5
本当Transferwise便利。クソめんどくさかった国際送金が超簡単にオンライン完結できる。手数料も銀行使うよりも1/3くらいになるし、みんな使って欲しい
— 高木ヒロキ(ひろきんぐ) (@hiroki_tkg) February 20, 2020
Wiseのデビットカード。1分もかからず申し込み完了して、4日後に家に届いた。 pic.twitter.com/N8tHYDF4OY
— Yu Kake (@kake_yu) February 6, 2020
先日タイで開設してきた銀行口座へ、TransferWiseで海外送金してみた。振込から着金まで1時間かからなかった。フィンテックすげえ。 pic.twitter.com/rtDgdWWchE
— k.nyn (くにやん) (@k_nyn) February 6, 2020
送金に関して自分の経験を書くと、TransferWiseでスウェーデンからでもアメリカからでも日本にマイナンバー無しで送金出来てます。
— shigeaki (@shigeakishigea) January 28, 2020
先日のUK→日本の送金の件ですが、以下のretweetの方の実体験及び今日Transferwiseから返信を考慮すればやはりTransferwiseであればマイナンバーがなくても問題なさそうです。
— European in the UK (@HitoshiBirming1) January 27, 2020
因みにTransferwiseの返信内容は日本国内では国内送金扱いだよと言うだけなので、マイナンバーに言明はありませんでしたが。 https://t.co/WiIN6JGsYs
さて、ここまでで「Wiseとは何か / Wiseの利用者と評価」について説明しました!
評判がとても良いことが伝わったと思いますが、悪い評価ももちろんあります。
良い評価も悪い評価もどちらも見て、総合的に利用するかどうか決めるべきですよね。
3.良い / 悪い評価から学ぶ、トラブルになる前に知っておきたい5つの事
有益な口コミのほとんどは英語で書かれているうえとてつもない量なので、良い評価と悪い評価を要約しました!
全ての本文を見たい方はこちらからご覧ください。
◎ 良い評価 | × 悪い評価 |
---|---|
・簡単で早く海外送金できた ・安い手数料でお得に送金できた ・カスタマーサポートが手厚い ・また利用したい! |
・送金までが長い / 遅い ・本人・住所確認のプロセスが長い ・カスタマーサポートの返信が遅い ・送金できなかった |
良い評価で圧倒的に多いのが「安い簡単また利用したい!」 という意見です。
しかし、悪い評価では矛盾しているかのようにその逆が書かれています。
1つ1つ説明していきますね!生の声が伝わりやすいようにtwitterから近しい口コミを添えます。
1.海外送金が「簡単で早い / 長い遅い」+ 確認作業が長い → 初回+土日が挟まると時間が多くかかります。
これは「初回の送金は日数がかかる。なぜなら本人確認と住所確認のプロセスがあるから」ということが始めに理解できていなかったためこのような問題が起きたと思います。
- 初回の送金には3~10営業日かかる (本人・住所確認のプロセスがあるため)
- 2回目以降は1~3営業日で送金できる (確認プロセスがない+送った実績がすでにあるため)
また、基本的に送金が行われるのは「営業日 / 平日」です。
そのため、土日などが挟まると当然その分伸びてしまいます。
ゆうちょで外国の口座への現金振込ができなくなったのでTransferWiseっていうのを使ってみたが、手数料数百円しかかからずカード決済ができてめちゃ簡単だった。今までゆうちょで手数料5000円とか払ってたのがバカらしくなるレベル。ただし研究費使用が大学の事務に認められないと自腹になる危険性が。
— Daisuke Tano (@tanosensei) September 27, 2019
今日、TransferWiseを初めて使ったけど、むっちゃ簡単でむっちゃ早いな!!日本円→英ポンド、入金後数分でもうイギリスの口座に振り込まれてた!海外送金はもうこれ一択だわ。
— Yo Okada-Howells (@yoookd) July 18, 2019
Xoomの海外送金サービスは速いけど、為替レートが悪い。その分Transferwiseは遅いけど為替レートが良い。
— ケニーポニュポニュ (@KenFukui) May 14, 2019
入力ミスや確認作業ができない場合は、さらに遅れることもある
例えば口座の名前を間違えて書いたり、本人確認書類が十分でなかった場合、もちろん振り込む日数は遅れます。
私も初めての送金ではミスがあり、予定よりも大幅に遅れました 泣
そうならないためにも、私が失敗した経験を踏まえ最もスムーズに使う方法をまとめましたので、ご利用する方は参考にしてみてください。
【注意】着金予想日時はずれる可能性の方が高い → あくまで初回で10万以下の送金の場合の話の可能性が高いです
画像のように「着金予想日時」というのが表示されます。
これはWise側が悪いと思うのですが、あくまで予想であり、これよりずれ込む事を想定していた方が良いでしょう。
全てのステップがスムーズに行けばそうなるかもしれませんが、基本的に「これはただの予想だ!」という事を忘れないでください!
今後のサービスの向上に期待ですね。
2.カスタマーサポートが「良い / 遅い悪い」→ 対応する人によるため完全に運です
こちらは時期やタイミング、質問内容によって変わってきます。
そのため、遅くなった場合は「運がなかった」としか言いようがありません...
基本的に1~3営業日ほどで返事が返ってきますので、1日で返ってきたらラッキーぐらいに思うのがちょうど良いと思います。
実際に利用した私も含め、96%の人が「サポートが良い!」と言っているので、基本的には「素早い対応 / 良質なサポート」が受ける事ができると言えます。
私の場合、カナダに来ているので日本との時間差は12時間。夜に送って朝起きた頃には届いていたので、知りたい事をスムーズに聞く事ができました。
直った!#transferwise のカスタマーサポートはいつもすごい助かる。
— Broiler010 (@broiler010) July 2, 2019
It’s back , thank you. You guys have the best customer support I know.
Wise めちゃ便利でした!日本語のサポートも親切。夏にタリンへ行くのでツイートをワクワクしながら読みました!
— toko☁happy (@hare_sora) May 5, 2018
Wiseも返事・対応遅いし・・・
— コスパ野郎 (@_sgtn) 2016年10月5日
Wiseのサポートのやつが使えないからもう郵便局で送ろうかなぁ。。
— A struggling man (@struggling_man) 2017年1月28日
3.名義が違うため送金出来ない → 名前は統一しましょう
Wiseを利用するためには、
- 銀行口座で登録してある「名義」
- Wiseのアカウントで登録する「名義」
- 本人確認書類などに記載されてある「名義」
- 法人の場合、登記・通帳などの「名義」
これら「名義」がしっかり一致していないと利用が出来ません。
何故なら、誰でもどこでも自由に送金依頼が出来てしまうと詐欺や偽装などに簡単に利用されてしまうからです。
そのため「名義」に関してはかなり厳しくチェックされているのですが、ここをちゃんと入力しないと以下のような方々と同じ様なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
くっtransferwise borderless アカウントでsteam売上受け取るのはできなくなりました(( ノД`)シクシク…
— ちゅみ@ポテト信者のゲームクリエイター (@Chu3_roseverte) December 17, 2018
#トランスファーワイズ
— milesCA*⋆✈︎ (@CA777mile) March 3, 2019
の登録して送金してみたけど住所1桁間違えてたり口座名カタカナでかかなきゃいけないのにローマ字にしちゃったり自分で修正できなくてサポートに連絡しなきゃでもうなんだか登録からし直したい😭
幸い土日関係なくサポートの返事早いからちゃんとしてる気はする#transferwise
Wise経由の振込を法人口座で受け取るの大変だった。
— DR-10 (@N_DR10) March 27, 2019
Wiseは実際は国内送金しているだけだから口座名義入力はユウゲンガイシャ〜でもユ)〜でも可な筈なのと、サポートから「必ず通帳の1ページ目に記載の口座名義通りに入れてください」と力説されたのでその通りにしたら振込不能
4.日本から海外は出来たけど、海外から日本への送金が出来なかった → 国によって変わるため、自前に確認しましょう。
こちらは「取り扱いの国 /通貨ページ 」について確認していなかったため起きた問題です。
例えば
- 👍日本 → 中国
- 👍日本 → タイ
- 👍日本 → インドネシア
これらは「日本から」お金を送金することは可能なのですが、その逆の
- ❌中国 → 日本
- ❌タイ → 日本
- ❌インドネシア → 日本
は利用する事ができません。(2020年2月25日現在)
話題の海外送金サービス、TransferWise。うまく出来ないから質問したら回答が来た。タイからは使えねーってか。 pic.twitter.com/h39J9KnwXk
— Taka Chan バンコク🇹🇭 (@TAKACHAN007) June 19, 2016
おぉ!そうなのか。
— CryptoYamiヤン🇺🇸🐱🇯🇵 (@CryptoYami) October 15, 2018
めっちゃ不便だ😞今の時代に海外送金がもっと手軽に出来ないなんてオカシイよね😡💨(いきなりキレる😇🌿)
私はアメリカからフィリピン証券会社の銀行口座への入金にWUとTransferWiseってアプリ使ってトライしたけど両方だめだった…
から諦めて銀行から振込む事になりそう…😭
タイはtransferwiseが使えないので、タイバーツから円で送金する時は、ウェスタンユニオン使ってます。
— としき@🇹🇭🇲🇽🇸🇬ケレタロ院オープン🇲🇽 (@toshiki_thai) August 31, 2019
ただ手数料もそこまで安くないです…
【中国への海外送金】
— SUMI@OSUMI堂¦第2弾bosyu企画受付中! (@sumi_Daban) July 20, 2019
中国への送金でつまづいたのでシェア。
・日本→中国への送金は中国国籍の銀行口座でないと不可(日本国籍の人が中国で作った銀行カードは無効)
・wiseでは農業銀行は使えない
・海外から人民元への送金は規制が厳しくなってきてるとのこと pic.twitter.com/iJcuIsDfYl
あなたが何処から何処に送るかによって利用出来るかどうかが変わるため、必ず確認しておきましょう。
5.そもそも利用ができなかった → こちらも自前に確認しましょう。
こちらは初めて利用するにあたっての準備やルールを読んでいなかったために起こった事でしょう。
例えば日本の場合、以下の事に注意が必要です。
- 名義の異なるの銀行口座およびカードはご利用頂けません
- マイナンバーを持っておらず、顔写真付きの本人確認書類もお持ちでない方は利用できない
- マイナンバーを持っておらず、かつ日本に住居を持っていない方も利用できない
- まだ取り扱っていない通貨/国がある
- 日本から送る事は出来るが、日本に送る事ができない通貨がある
- 自分に送る場合、送り元の銀行と、送り先の銀行をすでに持っておく必要がある
- 18歳以下の方は利用ができません (親にやってもらうのはOK)
平たく言うと、「18以上の方で、本人確認と住所確認ができて、アカウントと同じ名前の口座で、送りたい通貨が扱われているか確認できた方」が利用出来るという事ですね。
これらはサポート等にもかかれていますが、読まずに登録を始めてしまうと最悪「利用ができない」といった事になります。確認をしっかりと行ってください!
日本から海外へのご送金の際に、口座開設時にご用意いただく書類と送付方法について - Wise
18歳以上じゃないとWise使えないとか険しいなぁ…さあどうする
— 福田拓朗 (@ftkro) 2016年10月4日
Wise 送金
— サイコサイケ (@MDpsychosisM) 2017年6月23日
日本円→タイバーツ できる
タイバーツ→日本円 できない
Wiseの評価/口コミはいかがでしたでしょうか!ここからは、安全性について解説してまいります。
ただ、はっきり言って面白くない固い話なので、興味がない方はさらっと読み飛ばしてください!
4.多くのユーザーが使っているのはわかったけど、安全性はどうなの?なぜ信用できる?
結論から言いますと、資金移動業者として「株式会社Yahoo / LINE pay / NTTドコモ」と同程度だと思っていただければ大丈夫です!
理由は、wiseはこれら大きい会社と同じ資金移動業者としての免許・資格を持って運営しているからです。
- 関東財務局傘下のもと、資金移動業者として免許を取得
- お客様の資金は履行保証金として法務局にて保全されている / 日本法人が破綻した場合でも、破産管財人を通して資金の分配
- 全ての通信はHTTPSによって暗号化され、安全に弊社にて管理されています。
- 弊社は認可された資金移動業者であり、また世界中で認識されている企業
- Wiseを認可する英国金融行動監視機構(FCA)のことで、Wise(前 : TransferWise)は2011年に電子マネー発行企業として認可されています。認可番号は900507です。
なにやらややこしい単語が並んでいます...
簡単に要約するとこのようになります。
- 資金を移動する会社として、ちゃんと国から免許をとりました
- あなたのお金は国に管理してもらっているので、あなたが利用中に万が一会社が潰れても、あなたのお金は戻ってきます
- ネットショッピングのページや予約サイト、SNS、ネットバンクと同じくあなたの情報は暗号化してセキュリティをかけています
- 日本・オーストラリア・カナダ他4つの国で認可されている会社です (各国の法令および免許取得の状況について)
- 世界で通用する英国(イギリス)の厳しい審査と規定を通っています
細かく説明していきますが、要するに「詐欺まがいの危ない会社ではない」ということをお伝えしたいだけなので、興味のない方は飛ばしてください!
1.資金を移動する会社として、ちゃんと国から免許をとりました
資金移動業者の免許を取得しており、これは皆さんが知っているヤフーやLINE pay、楽天なども持っている同じ免許です!(PDF : 資金移動業者登録一覧)
まずこちらで怪しい会社ではない!ということが言えるでしょう。
資金移動業をするには、「資金決済に関する法律(以下、法という)」に基づき、事前に内閣総理大臣の登録を受けなければなりません。登録するにも「財務的基礎 / それらを遂行するための体制 / 法律を遵守する体制」が整っていないといけません。 (引用 : 一般社団法人日本資金決済業協会 - 資金移動業とは)
2.あなたが利用中に万が一会社が潰れても、あなたのお金は戻ってきます : 履行保証金
履行保証金とはいわば資金が足りなくなった時用の保険みたいなもので、仮に潰れても「お客様のお金」「潰れた後の始末は誰がどうするのか」などが保証されているということです。
(引用 : 一般社団法人日本資金決済業協会 - 履行保証金の供託)
つまり、Wiseを安心してお使いいただけるという事ですね。
3.あなたの情報は暗号化してセキュリティをかけています
Wiseでは暗号化はもちろん、その中でも最も厳格で安全な種類で守られています。
具体的にはHTTPSという技術の事です。
HTTPSとは、(Hyper Text Protocol Secure)というブラウザとwebサーバーを通信するためのもので、その通信内容を暗号化するという技術です。あなたが普段お使いのSNSやネットショッピングなどで多く利用されています。
HTTPとHTTPSという2つがあるのですが、Wiseは「HTTPS」を使っています。
この2つの違いは、あなたの情報を暗号化しているかどうかです。
もし暗号化されていない場合、悪い人があなたのアカウントを盗んで乗っ取る可能性があります!
HTTPSには3種類あるのですが、その中でも最も厳格で安全なのが「EV」という種類です。「EV」かどうかは、あなたが見ているブラウザの上の方のこの部分を見て、組織名が書かれていれば「EV」のHTTPSです。
これがあれば万事解決というわけではありませんが、なにか個人情報やクレジットカードの番号など、あなたの情報を入力するようなサイトでは必須のものと考えましょう!
4.日本・オーストラリア・カナダ他4つの国で認可されている会社です
上記でお伝えした「資金移動業者の免許」のように、7カ国で国が認めた上で運営されています!
現時点で「日本・オーストラリア・カナダ・香港・ニュージーランド・シンガポール・イギリス及び欧州経済領域(EEA)」の認可状況がHPで紹介されています。
各国での認可番号や機関について詳しく知りたい方はこちらをごらんください。
取り扱い通貨について知りたい方はこちらをご覧ください。
5.世界で通用する英国(イギリス)の厳しい審査と規定を通っています
Wiseは金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority)に電子マネー事業者として認められている企業の一つです。
FCAとは英国の金融を規制する機関で、消費者保護のために企業の行動を監視しています。
このFCA、世界でも指折りの厳しい審査と厳格な規定があり、これを取得できた金融機関は一定の信頼を得ることができると言われているほど認められるのが大変です!
そのため、金融業を行う上でとても重要なライセンスだということです。(FCA : Handbook)
いかがでしょう?
5つWiseが安全であることがわかる理由をあげましたが、要するに詐欺まがいの危ない会社ではないということが伝われば良いと思います!
さいごに、私が2018年末ごろに使った感想と結果をご参考までにお伝えします!
5.私も実際に利用したところ、銀行と比べ1万3千円ほど安く、10日前後で送ることが出来ました!
海外送金手数料 送金手数料 |
3000円 | 2,805円 |
---|---|---|
為替レート | 6007CAD (83.23) |
6128CAD (81.59) |
中継手数料 | 約1250円 | 無し |
受け取り銀行側の手数料 | 約1250円 | 無し |
支払う手数料の合計 | 15,372円 為替レートの差額込み |
2,805円 |
(17年4月28日の為替レートで計算 レート=81.59 TTS=83.23)
約1万3千円も節約ができました!
銀行よりも安く、面倒もなく送れたので大満足です!
一度送ると、次からは申請して振り込むだけで良くなりますので、平日であれば1~2日で海外送金出来るようになります。
海外送金をどうするかで散々銀行に通って話いたので、Wiseを使えばその手間もありません。
Wiseの仕組み・評判・安全性まとめ
どういう仕組みか
- 海外送金ではなく、それぞれの国の中で国内送金を行っている
- Wiseが「日本円をドルに換えたい人」と「ドルを日本円に換えたい人」をマッチングさせている
- 実際にはお金が海外に移動するわけではないため、無駄な手数料がかからない
評判 / 口コミ
- 82,089ユーザーが5点満点中4.4
- 96%のユーザーが良い口コミをつけており、残り4%のユーザーが5点以下の悪い口コミ
- 割合は違えど、良い口コミも悪い口コミもある
- 悪い口コミを利用する前に知っておくことで、トラブルをあらかじめ防ぐことができる
安全かどうか
- 資金を移動する会社として、ちゃんと国から免許を取っている
- あなたのお金は国に管理してもらっているので、あなたが利用中に万が一会社が潰れても、あなたのお金は戻ってくる
- ネットショッピングのページや予約サイト、SNS、ネットバンクと同じくあなたの情報は暗号化してセキュリティをかけている
- 日本・オーストラリア・カナダ他4つの国で認可されている会社
- 世界で通用する英国(イギリス)の厳しい審査と規定を通っている
以上です!
仕組み・評判・安全性について書きましたが、この世の中何が起こるかわかりませんので、絶対に100%安全と言えるわけではありません。
しかし、これだけあらゆる基準を満たしているという事実は「安全・信頼」につながると言えるでしょう!
しっかりと検討した上で利用することをおすすめいたします!
なぜ銀行よりもお得か?実際の使い方はどうなのか?気になる方は以下をお読みください。